鍼灸治療は、主に現代鍼灸・経絡鍼灸・中医鍼灸に分かれています。
上記3つの考え方には、鍼灸のみの考え方で治療をしていきますが李式鍼灸では鍼薬同効という考え方のもと、鍼灸と漢方両方行うことでお互いの長所を生かしながら施術をしていきます。
東洋医学では、まず弁証について考えます。弁証とは、西洋医学でいう診断名のようなものです。弁証は、患者さんが今現在悩まれている症状がどのようにして発症したのか、声の大きさや顔色、舌・脈を参考に判断します。
次に、証に基づいて、使用するツボを選び、治療をしていきます。
鍼灸と同時に漢方を併用することで、施術効果が一層引き出され最大限に効果を発揮すると言われています。世珍堂では、この漢方と鍼灸を組み合わせる施術を確立した祖父・李世珍の考えを大切に引き継いでいます。