東洋医学の「心」は、いわゆる心臓のみをさす言葉ではなく、血液循環や精神活動をコントロールする働きのことをさします。
1)血を全身の隅々まで行き渡らせる働き
→「心」の働きが衰えると動悸や息切れといった症状がでます。
2)味覚の機能
→舌に血を送ることで味覚を機能させます。「心」が悪くなると味がわからないなど舌の症状が出てくることもあります。
3)精神活動の維持
→「心」には意識や思考など、精神を安定させる働きがあります。「心」の働きが衰えると不安感や不眠といった症状がでます。