乾燥肌の原因

肌表面がカサカサしたり、粉をふいたりする乾燥肌。これはお肌の油分と水分のバランスが崩れることで起こります。

本来、お肌には水分を貯める機能が備わっています。しかし、ホコリ・紫外線・花粉などの外部刺激によってお肌のバランスが崩れるとお肌の水分が蒸発してしまいます。


お肌の潤いを担う3つの成分

お肌の潤いは、皮脂・天然保湿因子・角質細胞間脂質の状態によって決まります。

■皮脂…皮脂腺から分泌される油分

■天然保湿因子…お肌の表面にある水分を保持する成分

■角質細胞間脂質…角層内で角層細胞同士の間を埋めている脂質


これら3つの成分はいずれもお肌の代謝(ターンオーバー)の過程で作り出されます。そのため、代謝のスピードが遅くなると上記3つの成分も作られにくくなり、乾燥肌を招きます。


東洋医学で考える乾燥肌

私たちの身体は気・血・水で構成されています。この3つのバランスが崩れると不調が起こります。お肌の乾燥は、主に血の不調が原因となって起こります。

 

【原因1】血虚体質

→血が薄かったり・血の総量が少なかったりする状態のことを血虚(ケッキョ)と言います。血虚は、西洋医学の貧血よりも広い概念です。 血虚体質の方は、血液の栄養状態が悪く皮膚が乾燥しやすくなります。

→血虚体質には、次のような特徴があります。

□ 顔色が悪い(白い)
□ 貧血気味
□ 目がかすむ
□ 抜け毛が多い
□ めまい・立ちくらみがする
□ 月経周期が遅い・出血量が少ない


【原因2】瘀血体質

→血行が滞ることを瘀血(オケツ)と言います。肌表面の水分のもとになる血が全身を巡らないために皮膚が乾燥します。

→瘀血体質には、次のような特徴があります。

□顔色がくすむ

□シミができやすい

□吹き出物ができやすい

□生理時にレバーのような塊がでる。

□肩こり・腰痛がある


漢方・鍼灸で乾燥肌をケア

乾燥肌のケアには、漢方・鍼灸が有効です。

● 漢方の場合

→舌や脈の状態、症状を参考に体質・乾燥肌の原因を探り、状態に合った漢方を処方します。(処方例:当帰飲子・六味丸等)

赤みや炎症のひどいときは、紫根など炎症を抑える働きのある生薬を外用で用います。


鍼灸の場合

→一人一人の体質を基に、身体のバランスを整えるツボを選択し、施術を行います。また、お顔への鍼をすることで、お肌のターンオーバーを早めお肌の潤いを補うことができます。

 

漢方と鍼灸は、併用すると相乗効果が期待できますが、どちらか片方のみ始めることも可能です。

治療方針や費用、良くなるまでの期間は、症状の程度によって違いますので、初回来店時に状態をみた上でご説明いたします。

乾燥肌が気になっている方は、一度ご相談にいらしてください。