更年期の漢方・鍼灸治療

更年期とは、閉経を中心とした前後およそ10年間のこと。この時期は、女性ホルモンの分泌が低下し、自律神経系や、免疫系に影響を与えます。

更年期に何も症状が出ない方もいますが、ほてり・のぼせ・イライラ・多汗・動悸・めまい・耳鳴り・疲労感・倦怠感などが見られる方もいます。


自己チェックをしてみましょう

●簡略更年期指数(SMI)

症状の程度に応じ、自分で○印をつけてから点数を入れ、その合計点をもとにチェックをします。
どれか1つの症状でも強く出ていれば、強に○をして下さい。 ※東京医科歯科大学方式

自己採点のしかた
 0~ 25 点 … 上手に更年期を過ごしています。これまでの生活態度を続けていいでしょう。
26~ 50 点… 食事、運動などに注意を払い、生活様式などにも無理をしないようにしましょう。
51~ 65 点… 医師の診察を受け、生活指導、カウンセリング、薬物療法を受けた方がいいでしょう。
66~ 80 点… 長期間(半年以上)の計画的な治療が必要でしょう。
81~100 点…各科の精密検査を受け、更年期障害のみである場合は、専門医での長期的な対応が
必要でしょう。
 


漢方薬が効果的だと報告されています。

当帰芍薬散、加味逍遙散、桂枝茯苓丸という更年期障害などでよく用いられる漢方薬を服用したところ、不眠・発汗・動悸・頭痛・めまいなどの症状が改善したという結果が、得られています。(東京医科歯科大学病院 婦人科 久保田俊郎教授の臨床試験から)


WHOでは鍼灸の有効性が発表されています。

1996年WHO(世界保健機構)で、更年期障害・生理不順・生理痛・冷え性・不妊に鍼灸治療が有効だと正式に発表されています。