30~40代の女性に多い、子宮筋腫

子宮筋腫とは、子宮筋層を構成する筋肉(平滑筋)に発生する良性腫瘍のことです。婦人科疾患の中で最も多い疾患で、30代~40代の女性に多くみられます。


子宮筋腫の主な症状

□ 生理時に出血が多い

□ 生理痛がひどい

□ 腰痛・下肢の膨満感がある

□ 貧血(めまい・立ちくらみ)

□ 不妊症

どの症状が強く感じられるかは、筋腫の発生部位によっても変わります。


部位による子宮筋腫の分類

子宮筋腫はその部位によって、3つに分類されます。

 

【粘膜下筋腫】

粘膜下筋腫は子宮直下に発生し、子宮腔内に向けて発育するものです。そのため、筋腫の症状が他の部位のものに比べて最も強く現れます。

 

【筋層内筋腫】

…子宮筋層内にできる筋腫のことです。3種類の中で、このタイプの方が最も多いです。また、筋腫が多発しやすいのも特徴です。そのため、筋腫が大きく腫れやすく、子宮に近い膀胱や直腸を圧迫すると、頻尿や便秘の原因となります。

 

【漿膜下筋腫】

…子宮の外側にある漿膜(しょうまく)の直下に発生し発育する筋腫です。ある程度の大きさになっても無症状でいることが多いですが、悪化して腫瘍がねじれる(茎捻転)と、激しい下腹部痛が起こります。

 

また、子宮筋腫は子宮内膜症・子宮腺筋症と合併しやすいです。合併症がある場合、貧血や不妊症のリスクも大きいです。


子宮筋腫の治療

子宮筋腫に対して東洋医学では、漢方薬と鍼灸を用いた治療を行います。筋腫自体が血流の滞りによって起こることが多いため、基本的には血流を良くすること(活血)をしていきますが、具体的な漢方処方や鍼灸の手法は、身体全体のバランスを見て決定します。子宮筋腫でお悩みの方は、一度ご相談にいらしてください。