● 東洋医学の基になっている陰陽学説

陰陽とは、「自然界にある全てのものが相反する2つの要素(陰と陽)から成り立っている」という学説で、東洋医学の基になっている考え方のひとつです。
例えば、陰陽の分類には次のようなものがあります。
陰)
地、月、女、水、下部など
陽)
天、太陽、男、火、上部など


これらは互いに、対立・協調しあうことで成り立っています。

自然界では、高気圧と低気圧のバランスが崩れたり気温の急激な変化があったりしたときに、天災(台風や竜巻、地震など)が起こります。

人の身体の場合も同じで、体中のバランスや、人体と外界との陰陽バランスが崩れた時に、身体の不調が起こります。


● 自然界のものを5つに分類する五行学説

五行学説は、陰陽学説とならび、東洋医学の基礎となる考え方のひとつです。
陰陽学説は目に見えないエネルギーの動きを考えた学説でしたが、五行はすべての物事や現象の「性質」を、「木・火・土・金・水」の5つの要素に分けて考える考え方です。

「木・火・土・金・水」それぞれの性質

木…曲直= 成長、発散、伸びやか
火…炎上= 温熱、上昇
土…稼穡= 万物を生む生化、受納
金…従革= 収斂、収納、変革、粛清
水…潤下= 潤す、寒涼、下行

 

例えば季節では、「木・火・土・金・水」に対応して、「春、夏、長夏、秋、冬」があります。

人体も同様に「木・火・土・金・水」に対応して、「肝、心、脾、肺、腎」の五臓があります。

身体の不調は、この五臓のバランスが崩れた時に起こると考えられます。